みなさん、こんにちは。
研究生活では、様々なデータを扱います。
ストレージを使い分けることで、紛失や故障のリスクを避けることができます。
そこで、研究データを保存するストレージについてご紹介したいと思います。
USBメモリ
USBメモリは、サイズが小さく、価格も安いため、気軽に持ち運べます。
主に、測定機器からデータを取り出すときによく使うかと思います。
USBメモリーは、外部のPCに接続する機会が多いので、頻繁にウイルスチェックをします。
ですので、整理したデータを入れてしまうとウイルスチェックに時間がかかりますので、生データだけを入れておくのがオススメです。
オススメはコチラです。
このUSBは、ノック式になっているため、キャップを付けることなく、接続端子をガードすることができます。
USBメモリのキャップはなくしがちなので、これは割と便利です。
SSD
SSDは、読み込み速度は早いですが、値段が高くなりがちです。
容量が大きく、数が多いデータ(撮影画像 etc)を扱う時に便利です。
HDDだと読み込み速度が遅くなることから、解析に時間がかかってしまいます。
そんなときにオススメなのがコチラです。
USB type-C 接続ですが、変換アダプターが付いているので、最も普及しているUSB type-Aでも使用することができます。
(USB type-C ↔ USB type-Aのケーブルを購入すれば、変換アダプターを持ち運ぶ必要もありません)
ちなみに、本体にケーブルを接続するため、断線してもケーブルを取り替えるだけで大丈夫です。
HDD(NAS)
HDDは、容量あたりの価格が安く、SSDより寿命が長いので、過去の実験データやバックアップを保存しておくのに便利です。
ただし、読み込み速度が遅いので、データの読み込み、書き出しを頻繁に行う作業には、不向きです。
NAS(ネットワークHDD)だと、実験データ以外に写真etcのファイル共有にも使えるのでオススメです。
というわけで、NASのオススメはコチラです。
Synologyは、高性能NASメーカーです。
本体とHDDは別売りなので、別途HDDを1〜2台購入して使用しましょう。
まとめ
私の場合、
- USBメモリー
→測定機器から生データを取り出す時に使っています - SSD
→生データから整理したデータ、顕微鏡写真のデータの保存に使っています - HDD(NAS)
→生データを含む実験に関する全てのデータを保存しています
といった使い分けをしています。
少しお金がかかりますが、この使い分けは結構便利です。
以上