だいたいの大学院生は多かれ少なかれ精神を病んでいるお話

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みなさん、こんにちは。

大学院生のGorori(@gorori_zakki)と申します。

今回は、大学院生の精神状態についてお話したいと思います。

大学院生は、卒業までの期間

  • 結果を出さないといけないプレッシャー
  • 指導教員との関係性

に精神をすり減らしています。

そんな中で、心が病んでしまう瞬間があります。

そんな心が折れてしまったお話を紹介したいと思います。

大学院生はよく精神を病んでいるお話

私の場合...

私の場合、大学院生活の2年間携わっていたテーマが終了したときです。

それも2つのテーマです。

1つ目のテーマの時は、心がポッキリと折れました。

この2年間何やってたんだろうかと思いましたが、研究室の先生方が「そんなことあるよ」「なんとかなるよ」と慰めてくれ、あとは、時間が解決してくれました。

結局、並行して勧めていたテーマがあったので、何とかなりました。

しかし、当時は全てを投げ出したくなりました。

私の友人のお話

次に、私の友人(Aさん)のお話です。

Aさんは、博士課程も大詰めで、実験で根幹を揺るがすネガティブデータが出てしまい、テーマを断念せざるを得なくなりました。

その研究テーマは、Aさんは修士課程の頃から取り組んでいた肝入りのテーマであることから、かなり落ち込んでしまい「博士を取れなくてもいいや」と言っていました。

結局、別のテーマを並行していたこともあり、なんとかそちらのテーマで論文を提出することができたため、無事に卒業することができました。

現在は、とある大企業で働いています。

余談になりますが、たまに、「学生生活長かったから、社会人キツイ」と言っています。

私の知り合いのお話

次に、私の先輩(Bさん)のお話です。

Bさんは、仕事をしながら博士課程に通う人で、とても頭の良い学生でした。

朝の3時から研究し、仕事のため9時頃には研究室を出発し、掛け持ちの仕事もあったため夜遅くまで働いていました。

週末は、金曜の仕事終わりから翌日の仕事までの時間に実験を行い、日曜日は早朝に実験をした後、家族のために時間を使っていました。

博士課程の最終学年の年、指導教員の先生の段取り(試薬や機器の手配)が悪くなかなか思うように実験が進んでいないことから、留年が決まろうとしていました。

しかし、Bさんにはまだ小さな子供がいて、この生活を続けるのは難しい状態でした。

そして、留年が確実になったある日、「博士はなくても生きていける、でも家族はいないと生きていけない」と言って、大学院を辞めていきました。

現在は、掛持ちでやっていた仕事が大成功をおさめ、家族と楽しく過ごしています。

失踪した知り合いのお話

これは、私の先輩のお話です。

その人(Cさん)は、博士課程に進学するにあたって、修士課程で所属していた研究室とは別の研究室に所属しました。

ところが、新たな研究室での指導教員の先生と関係が上手に築けず悩んでいました。

そして、指導教員の先生とのコミュニケーションが少ないことから実験の方向性が決まらず、さらに研究に使う機器も使用できない(許されない)ことから、朝から晩まで手作業で実験を行っていました。

Cさんは元々メンタルが弱いということもあり、悩んでしまうと失踪することが修士過程の頃から度々ありました。

そしてある日、研究室に1週間以上顔を出さず、両親からの連絡にも出ないため、学校の先生から私に連絡がありました。

Cさんの家や行きそうな場所を色々と探し回っている間に、連絡のつながった友人がいたため、無事であることを確認できました。

結局、Cさんは大学院を辞め、別の大学院で頑張っています。

総括

以上、私の周りで起こった大学院生のお話でした。

多くの大学院生の方は、

  • 思うように進まない実験
  • 積み上げてきた結果が崩壊
  • 社会人の友人との比較
  • 私生活との折り合い
  • 指導教員との関係性

で苦労した経験があるかと思います。

しかし、だいたいのことは、他の大学院生は経験してますし、何度も起こるので慣れてきます。

どれも最初は辛いですが、冷静に受け止められるタイミングがやってきます。

もし、慣れない or 慣れる間に心身に異常が出てくることがあれば、それは辞めるタイミングだと思います。

辞めても成功して生きている人はたくさん居ますし、別の場所で再チャレンジしてる人もいます。

ぜひ、充実した学生生活を送ってください。

以上

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