こんにちは。
大学院生のGorori(@gorori_zakki)です。
大学院進学をする際に、避けて通れないのが研究室訪問です。
見学無しでの受験では、多くの研究室の場合、教授からの印象も悪く入学試験に受からないでしょう。
研究室訪問はそれほど重要で、研究室がどんなところなのか見学するのはもちろんのこと、研究室側からはどんな人間なのか評価されます。
(研究室側も変な人を入れたくはないですからね)
つい先日、とある大学生が私の所属している研究室に見学しに来ました。
その学生は、アポ無し訪問でした。
さらに、緊張しているのかやり取りがたどたどしく、質問内容もフワフワしていて学生が帰った後、先生方からの印象が悪くなってしまいました。
せっかく時間を割いて研究室まで来たのに、印象が悪くなってしまうのは非常に残念です。
そこで、この記事では、私が気を付けた・気を付けたほうがいいと思う...
- 研究室訪問の準備
- 研究室訪問時の注意点
の2点について紹介します。
どんな人におススメの記事?
- 大学院進学を考えている人
- 大学院進学を希望する人
研究室訪問の準備
まずは、研究室訪問をする上での最低限のマナーについてご紹介します。
いくら学生といえども、入学希望者は社会人と変わらない年齢になります。
社会人の常識に則って行動しましょう!
研究室訪問前の準備
- 訪問前にアポイントメントを必ず取る
→自分の所属・名前・目的をキチンと伝えること。不安であればメモに書き出し、電話口でそのまま読むのもアリ。 - 服装は、スーツが無難
→服装を気にしない研究室もありますが、それは教授次第。スーツの方が無難でしょう。 - 志望動機を明確にする
→希望する研究室の研究内容はもちろん、その研究室で自分が研究したい事柄を明確にしておく。自分の出身大学から他校に進学する人は、なぜそのまま進学しないかを必ず聞かれます。きちんとした理由を用意しましょう。 - 質問内容をあらかじめ用意しておく(適度な質問数)
→先生方は忙しい中、時間を確保してくれています。その場で質問内容を考えることは絶対にないようにしましょう。 - 募集要項は頭に入れておく
→先生方は大学院試験の募集要項について覚えていないことが多いです。話している最中に逆に質問されることもあります。「覚えていません」を連発してしまうと、この子は本当にうちの研究室に来たいのかな...と思われてしまいます。
研究室訪問も就職活動と似ていて、事前の準備が大切です。
むしろ、準備さえ整っていれば、緊張することも少なくなります。
研究室訪問時の注意点
次に、研究室に訪問した際にやっておいたほうがよいことです。
研究室訪問時の注意点
- 挨拶・自己紹介をしっかりする
→いくら優秀でも人格に問題がある人は落とされます。 - メモを取る
→特段、メモを取る必要がないと感じても、聞いている姿勢が大切です。 - やりたい研究内容についてさらっとアピールしておく
→訪問は予習してきた内容を披露する場所ではありませんが、やりたい研究内容についてアピールする必要はあります。
(必ずしも自分のやりたい研究内容がそのままできるとは限りませんが...)
当たり前と言われれば、当たり前のことかもしれませんが、できていない人がいるのも事実です。
研究室訪問に特別必要な知識はありません。
常識的な行動と入学したいという意欲をアピールするだけです。
研究室側も人員が増えることで、研究も進むわけですから教授は研究室に学生が来ることを歓迎しています。
なので、特別緊張する必要はありません。
せっかくの研究室訪問をするんですから、ぜひ良い印象を与えていきましょう!
おしまい